清水信博
2018年4月20日
仕事もそうですが、慣れてくると、気づかぬうちに「ズレ」が生じることがあります。
MG研修やTOC研修でも、何十年もやって慣れてくると、大事なものからズレてしまうことがある。
参加者は初めての経験で不安であり、初めてのことであれば難解であることは当然です。
また自腹で参加費を払い、真剣に学びに来たのだということを指導者は忘れてはなりません。
それは、過去の「自分との遭遇」です。
初回で良かったと思うか、二度とやりたくないと思うか。
その人生の分かれ道は、教える側の指導者の「あり方」ひとつで決まります。
私が、ここまで続けてこれたのは、初めて教えていただいた方が良かったからです。
だから私も、これからという人には、私が教えていただいた方と同じように接する。
それが教育者の原点です。
親身になって、楽しく接する。
ですが、馴れ合い、 好き勝手し放題ではありません。
それらは教育ではなく、教育の名を借りた暴力行為と何ら変わらないものです。