清水信博
2018年4月20日
改善とは、小さな変化を根気よく繰り返し、やがてサナギが全く別物の蝶に変わることをいいます。
ですから何年経ってもサナギのままであったり、いきなり蝶に変態するのでは改善とはいえません。
時間をかけてというところが大事です。
日本的な、合意形成です。
ですが、いくらなんでも10年経っても変化がないのでは困ります。
■その改善は、このまま続けますか?
という質問は大事かもしれません。
いつまでも変化しない活動と時間を費やすよりも、別のものに人・モノ・金・時間を費やしたほうが会社はもっと良くなるかもしれません。
改善そのものを廃棄する。
プロジェクトもそうですが、案外それをやめたら良くなったという話を聞くこともあります。
私は改善活動も「期限を切って」、そこで判断して止めるか、続けるかを決めます。
集団が同時にできる改善活動やプロジェクトの数にも限界があると思います。
これが多すぎると実務の時間が奪われます。