清水信博

2018年4月20日

稼働率のウソ

どうしても機械を止めるのが嫌だという人は、
 

 
「自分の心臓を止めるのがいいか、目の前の機械を止めるのがいいか?」と問えばいい。
 

 

 
何億の機械だろうが、たかが機械でしかない。
 

 
大事な人間の生命を超えるようなものではない。
 

 

 
私たちは稼働率を高める為に仕事をしているのではない。
 

 
機械を動かす為ではなく、
 

 
お客様の要望にこたえる為に仕事をしているのです。
 

 

 
いつの頃からか、段取り回数は減らし、同じ仕様のものを大量に作り、メンテナンスは余計なものだといわれ、休まず動かしつづけることが美徳とされた。
 

 
そして人間性は隅っこに追いやられた。
 

 

 
これは「すべて間違い」である。
 

 

 
気づかぬうちに、

お客様志向という目的が、機械第一主義にすり替わってしまった。

喜劇王チャップリンの「モダンタイムス」という映画の訴えるところは、遠い過去ではなく現代でも通用する。
 

 
稼働率や生産性などは「すべて捨て去る」ところから、再考・再構築して良い。
 

 
そしてその成功事例は、すでに全国各所で出ている。