清水信博

2018年10月6日

親を超える

親を超えると書くと、「何を言ってるんだ」と怒る人がいます。たしかに私の両親も素晴らしく、そうそう超える事はできないものだと痛感しています。
 

 

 
一方、我が子を見て「自分を超えていってほしい」と願う親は多いと思います。
 

 
誰もが同じ道を行かなくても、桜梅桃李であって良いのですが、より良くなってほしいと願うのは親心だと思います。
 

 
だからたぶん私の親も同じように感じていたのだと思います。
 

 
ですから私は親の願いどおり超えていこうと思っています。
 

 

 
私も何人かの弟子と言われる人たちを育ててきました。
 

 
その彼らには、やはり(私を)一足飛びで超えていってもらいたいと思うのです。
 

 

 
師の跡を追うべからず、師の目指したところを追え。
 

 
という名言があります。
 

 
跡を追っていたのではいつまで経っても二番でしかありません。超えていった先に、自分の道を見つけていってもらいたい。
 

 

 
そこから、オリジナリティが生まれてくると思うのです。