清水信博

2019年1月10日

環境整備ができない会社は倒産へと向かう

MGでもTOC研修でも、スピードが上がって忙しくなるにつれ「場が乱れてくる」。

不要な資料やカードは散乱し、記帳の文字は汚く、お菓子や飲み物があちこちに。

会社も同じだ。

忙しくなるほど、繁忙期ほど、会社内が汚く、乱れてくる。

どんなに忙しくとも、繁忙期だろうが何だろうが、常に場がきれいであること。

これがホンモノ。

忙しさに心を奪われると、目が見えなくなる。

忙しいとは心を亡ぼすと書くが、心ではなく、それまで見えていたものが見えなくなることだと思います。

武道やスポーツでも上級者になるほど、周囲の動きがゆっくり見えるそうです。どんなに速く動いてもゆっくりとした動きと感覚だそうです。

周囲や相手がゆっくりと動く感覚。

これが「見えている」ということだと思います。

周囲がゆっくり動いているのだから、環境整備をするのも簡単になります。

忙しくなるほど場が乱れるというのは、まだ一流になってはいないということです。

会社が一流になっていないのですから、倒産に向かって邁進しているということも、あながちウソではありません。