清水信博
2019年3月12日
あるミーティングで、ファシリテーターとかいう司会者が話を進めていた。
途中で「それは、こうじゃないの?」と言ったら、「いまは、その段階ではないので・・」と注意を受けた。
あ!、これは一種の自己誘導だと思ったので、すぐにその場を去った。
創造性は、ある瞬間に出て、ある瞬間に消える。
自由に言えるという環境でないと創造性は育たない。
うまい誘導の仕方で意見をまとめるというのは、一歩間違えるとあらかじめ決められた着地点に導く方法論になる。
それは強制的な経営、命令と服従が姿を変えただけのものと変わらないものになる場合がある。
真綿で首を締めることと同じである。
着地点を決めないワイガヤがミーティングの本来の姿であって、決めるのは会議。