嫌利益思考の悲劇

私は最近は、「赤字会社を黒字にしましょう」と言うことは、あまり言わなくなりました。それはMGやTOCをやれば実現できることですから。 怖いのは赤字企業なのに、利益が全てではないとする嫌利益思考です。こういう会社はまだ経営者が幼稚なので社員の心理を理解していません。人は誰しも独自の豊かさを求めます。 そこでは心理的なものや、金銭によって得られるものもあります。 まず、利益に善悪はありません。 単なる費用を超えた収益でしかないわけですから。 この超過額に善悪理論を持ち込むからおかしくなるわけで、使途によって善悪は決まります。 ですから赤字企業でも変な方に使えば、それは悪い利益の使い方になるでしょう。 そして、最も悲劇的であり、抜け出せない静かな強制力を持つものは、真綿で首を締めるような経営です。 言葉は優しい、一体感のある、居心地の良い経営でありながら、いつまで経っても黒字が出ない経営。 この世界に染まってしまうと抜け出すことは困難です。 私はこう思います。 大いに儲けて、大いに役立つことに使おうと。 儲けることも、使うことも「ちまちま」しているからダメなんで、もっと視点を高く、志も高くすれば、少ない利益などに目くじらを立てることもありません。 そう思います。

戦略マンは、ゲーマーではない

MGも結局は、自分との戦いであって、眼の前にいる相手の所作に気がとられているうちは、まだまだ未熟であると言わざるを得ない。 しかもゲームが主ではなく、現実の経営を良くすることが最大の目的であるにも関わらず、ゲームに溺れ、勝つ手段をアレコレ駆使するエネルギーの浪費は、実にもったいない。 ゲームは楽しく、そして現実は愉快にしていく。 これが本来の目的であったはずだ。 戦略マンはゲーマーではない。

「仕事もどき」 を捨てる

本当に必要な仕事は、今の3分の1しかない。 ほとんどが待ち時間か、無くて良い仕事。 「仕事もどき」が3分の2という大半の時間を費やし、人間を疲弊させている。 私はこうした「仕事もどき」を捨ててきたし、今後ますます捨てようと思っている。 成果の上がらない仕事やプロジェクト、製品などを捨てるのは勇気がいることだ。 だがそれはまた経営者の力量を試されることでもある。 廃棄できない経営者は小心者。 過去の未練にとらわれている者に未来は構築できない。 廃棄を阻止しているのは「執着心」。 これが未来を暗く閉ざしている「原因」である。 だから経営者には、ときに「あきらめる」という選択も必要になる。

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