• 清水信博

業務フローの描き方

業務フローを描くときに「工程数を増やすと人為的な停滞が起こる」

  昔から私は「どんなに複雑な仕事であろうと工程数を7ないしは9程度に収めろ」と言ってきた。

それを当社はもっと入り組んでいるからと20も30もの工程に分け、さらには外注だなんだと回路図のような業務フローを書く人がいる。  

そのような会社は必ず停滞が起こる。  

それは高速道路で100km移動することを考えてみれば分かる。 走る車の間隔が狭まるほど渋滞が起きる。 時速40km以下になると途端に大渋滞がおきる。  

つまり「仕事と仕事の間隔が狭まれば停滞が起きる」ことは流れの科学で分かっている。 そこで工程数を増やすということは、わざわざ仕事と仕事の間隔を狭めてしまうことになる。  

それは通過点での待ち時間の増大が停滞の原因となることを考えれば理解できる。 だから工程数をもっとシンプルに捉えて描けば、仕事間の距離を広げたとしても、全体としてはスムースに流れることになる。  

これは上記の高速道路で車間距離を100mとしたことを考えれば密度が小さくなり、最高速度で走ることができるからだ。  

投入制限と、仕事間の距離を取ることが、じつは最速となる。 仕事間の距離とはBufferと言っても構わない。

25回の閲覧

最新記事

すべて表示

真の生産性向上

3人でやっている仕事を5人でやってはいけない。 人が増えると逆効率となることがある。 3人でやっていることを、2人で楽々と7割の時間でこなすこと。 それが正しい「仕組みづくり」である。 私は印刷会社の作業改革でわずか数ヶ月で生産性を10倍にした。 その論文は日本印刷技術協会に応募して賞をいただいた。 ここには、いくつかのヒントがある。 まず全工程を追跡調査したときに、何度も何度も同じ作業やチェック

高い目標

P.F.ドラッカーが言っている高い目標について考えてみる。 ①高い目標はリスク軽減。 通常、目標より実績のほうが低くなる傾向がある。そのために少し高い目標設定は実際的だといえる。また何らかのリスクに対応するための利益Bufferと見ることもできる。 ②高い目標は、現在いる社員のベースアップと、増員する新人の給与の両方の増額を見込んでいる。 ③必要利益を超過したものについては、企業の取り分(企業分配

ベテラン

ベテランという名の傲慢も、 還暦過ぎたら一回りなので、 初心に戻るといいのかもしれない。 長く同じ世界に浸かっていると、 すべてを知っているかのような錯覚に陥ることがある。 とくにベテランと言われる人はよほど注意したほうがいいようだ。 それは言動に現れる。 言葉が荒っぽく、汚くなってきたらもう危ない。 年下の人にも敬意を払うことだ。 母は孫が二十歳を過ぎた瞬間に「○○ちゃん」から、 「○○さん」と

★​旧SP研のHPはこちらから。

株式会社ソフトパワー研究所

〒950-0921

新潟県新潟市中央区京王1-20-5

TEL:025-287-0535

FAX:025-287-1214

Copyright © 株式会社 ソフトパワー研究所 All Rights Reserved.