• 清水信博

百戦百勝は敗北

MGやっていれば分かります。 全市場で入札に勝とうとすれば価格は低下し、逆に企業規模は肥大化していきます。   それは成長ではなく、肥大化という名の弱体化に過ぎません。 そのまま何年か過ぎれば市場から退散することになります。   市場を決めるということは、ほとんどの市場を捨てるということです。 MGでいえば、ほとんど負けるということです。 野球のイチローですら3割で、4割は奇跡です。 半分以上はアウトということです。 そして負けるのは「ここぞ、という場面で必ず勝つため」です。

こここそが譲れない場面。   ■百戦百勝は善の善なる者にあらず 孫子の兵法の有名な言葉です。 ■城山三郎の小説「百戦百勝 働き一両・考え五両」 (角川文庫) でも百戦百勝について書かれています。 全てにおいて・・・ というのは、幻であり、衰退の始まりです。

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経営者の器が大きければ それに見合った規模になればいいし、 器が小さければ 小さいままでやっていけばいい。 そういうことだと思います。 だから私はマイクロ企業のままでいくし、 それでいいと思っています。 悲劇は、 器の小さいものが大規模の舵取りを するようになったときであり、 喜劇は、 その逆のときである。

若い頃凄いと言われた人は早期熟成型。若い頃は大したことがないけれども年輪を重ねるに従って頭角を表すのが大器晩成型。 私はどちらがいいかというよりも、これはエネルギー量の問題かもしれないと思っている。 早期熟成型は若い頃エネルギーの大半を消費して活躍。 大器晩成型は省エネで過ごして、晩年エネルギーを消費して活躍ということかもしれない。 エネルギー量も「in-out-残」でいうと、使用するだけだと、ど

これまでの経営理論の登場人物は男性ばかりでした。 歴史上の著名人も同様でした。 ところが、ここ最近、フォレット、ナイチンゲール、イーガー博士、レイチェル・カーソンなどを読んでいてふと気づきました。 それは、男性的経営は力強いかもしれませんが、男臭いし、どこか権力の臭いがします。そして平等という声もうつろに聞こえます。たぶん、私が抱いたマネジメントの違和感はこれだったのかもしれません。 ですから、マ