コンサルタントとか、経営指導を受けている会社の社長は、
「なぜ、その会社の決算書を見ないのか?」。
コンサルタントの会社そのものが赤字ならば、コンサルティングをまかせること自体、じつに不思議なことです。
儲かってもいない会社に「どうしたら儲かるでしょうか?」と問いかけても、自分の会社が儲かるはずがありません。
法人も青色申告でも何でも、コンサルタントの会社の決算報告書の提出を受けてから、コンサルティング契約を結ぶというのは日本以外ならば当然だと思います。
しかしながら日本は温情主義的なところがあって、人間の好き嫌いで契約します。
ですから経営者と相性の良いものが選ばれるので、いつまで経っても経営者の思考が変わらず、赤字企業は赤字企業のままとなります。
それは、「決して意識改革などしない、という意思決定をしてる」ことと同じです。
いずれにしても赤字会社や、大して儲かっていないコンサルタントと付き合えば、大した業績回復など見込めないものです。
この「ごく当たり前」のことが、現実では当たり前ではないのは、不思議なことです。