MGでもTOC研修でも、スピードが上がって忙しくなるにつれ「場が乱れてくる」。
不要な資料やカードは散乱し、記帳の文字は汚く、お菓子や飲み物があちこちに。
会社も同じだ。
忙しくなるほど、繁忙期ほど、会社内が汚く、乱れてくる。
どんなに忙しくとも、繁忙期だろうが何だろうが、常に場がきれいであること。
これがホンモノ。
忙しさに心を奪われると、目が見えなくなる。
忙しいとは心を亡ぼすと書くが、心ではなく、それまで見えていたものが見えなくなることだと思います。
武道やスポーツでも上級者になるほど、周囲の動きがゆっくり見えるそうです。どんなに速く動いてもゆっくりとした動きと感覚だそうです。
周囲や相手がゆっくりと動く感覚。
これが「見えている」ということだと思います。
周囲がゆっくり動いているのだから、環境整備をするのも簡単になります。
忙しくなるほど場が乱れるというのは、まだ一流になってはいないということです。
会社が一流になっていないのですから、倒産に向かって邁進しているということも、あながちウソではありません。