• 清水信博

利益

多くの人が間違っているのは、利益というものが特別なものだと勘違いしていることです。


利益とは、固定費を超えた付加価値の別名でしかありません。

固定費を超えるまでは付加価値で、固定費を超えたら付加価値が利益という名前に変わるだけのことです。

ですから結婚をして鈴木さんが佐藤さんになっただけで本人は何も変わりません。呼び名が変わっただけのことです。

利益云々といっている人は、まだここに気づいていないので、利益が良いとか悪いという間違った論争をしています。

 

もし利益が悪いというのであれば、それは「付加価値を生み出すことは悪い」と言っていることになります。


では誰が、その付加価値を生み出しているのか?

それは現場の社員です。 そうなると、付加価値を生む社員が悪いと言っていることになります。

その一方で、社員を大事にしよう、みんなの意見を聞こうというのは、大変な矛盾でしかありません。

5回の閲覧

最新記事

すべて表示

これまでの経営理論の登場人物は男性ばかりでした。 歴史上の著名人も同様でした。 ところが、ここ最近、フォレット、ナイチンゲール、イーガー博士、レイチェル・カーソンなどを読んでいてふと気づきました。 それは、男性的経営は力強いかもしれませんが、男臭いし、どこか権力の臭いがします。そして平等という声もうつろに聞こえます。たぶん、私が抱いたマネジメントの違和感はこれだったのかもしれません。 ですから、マ

バブル時代は働かなくとも株が稼いでくれた。そしてはじけた瞬間に誰もが額に汗して働くことの重要性を訴えた。やがてしばらくすると架空通貨が現れて、働かなくともAIが稼いでくれるというものが出た。こうして時代を眺めると、額に汗して儲けるときと、何もせずに懐に金がはいってくるときとが交互に訪れている。 世界大恐慌に恐れて、高度成長にうかれてというのも同じこと。 時代や環境がどうであれ、やはり儲けるためには

季節変動といえば、有名なものは「ニッパチ」で、2月と8月は暇になるといわれた。 だが、私は季節変動を次のように捉えている。 それは、「ボトルネックというリソース(資源)が、フル活用される期間と、半分以下しか活用されない期間が顕著に現れること」と。 このように考えれば、季節変動とは、ある月、ある季節に限ったこととはいえなくなる。 ところが、このリソースの負荷量には、二つのものがある。 一つはマーケッ