清水信博

2018年4月20日

現実を変えなければTOCではない

学問としてのTOC理論よりも、机上で論じるばかりの空論よりも、現場に行って当事者達と具体的な問題を解決する。

それが清水式TOCを学んだ人達に実行してほしいものであり、単なる知識のひとつとして、また目新しい商品のひとつとして、商売道具としてならば、他のTOC団体に再勉強しに行ってください。

私は何よりも「現実の成果」を価値と認めます。

そしてシニア・インストラクターの皆様にはいつも伝えているように、「成果は相手のもの」として彼らが自分でできるようになったら、すぐさまその場から立ち去っていただきたい。

世の中には、本当に困っている会社はいくらでもあります。

どんなに残業しても、頑張っても利益が出ない。

納期遅れで悩んでいる。

そういう会社は「山」ほどもあります。

三国志でも頭の悪い軍師(戦略家)は、戦に勝って長居して殺されます。頭の良いものは、戦に勝ったらすぐ逃げ出します。

「成果は相手のもの」に、ただし「その名誉は、私が認めています」ので、次へと向かう。

そういうスタイルで清水式TOC資格認定者は、進んでいきましょう。

世のため、人の為とは、そういう行動をとるということです。