清水信博2019年12月6日赤字事業、赤字製品赤字事業、赤字製品は、それが何であれ「見切りをつける」ことが大事である。 よく見受けるのは、創業者が作ったものとか、この会社の存在意義、理念的なものという背景で、赤字事業や赤字製品を続けていることがある。 この対処には、つぎの三つの方法がある。...
清水信博2019年8月17日アレンジアレンジし過ぎて本質を見失うことは良くある。 基本を継続していると、ふと「つまらなくなる」時がある。 そこで工夫とばかりにアレンジつまり我流を加えていくと、ちょうど塩味だったものに醤油という調味料を加えると、また食が進むようなものになる。 ...
清水信博2019年6月3日全企業が抱えている矛盾人を大事にしたい経営であるにもかかわらず、 経営計画は経常利益(G)からという。 この矛盾に気づいている人は極めて少ない。 私は経営計画策定が間違いだと言っているのではない。 この矛盾に気づかずにやってきたことによる違和感があるから言うのである。 例えば、...
清水信博2019年4月26日全体最適化とは全体最適化とは、 「全体に貢献する事柄は何かと問いかけ明確化すること」を示し、 部分最適化とは「個々が取り組む重要課題」と捉えることができる。 ある部門があったとして。 その企業全体が求めるものは「利益の倍増」だとする。 そうなると個々の部門においては例えば、...
清水信博2019年3月4日計画値だけではダメ。■会社の業績が悪くなった時にこそリーダーの本当の能力が分かる。 業績が良い時は誰でも顔つきは良くなるし、言葉も前向きになる。金払いも良くなるだろうし、寛容にもなる。 ところがリーダーの能力は業績が下降線になってきた時に現れてくるものだ。...
清水信博2019年2月20日F4生産性F4(戦略費)は、 かけたほうがいい 無駄にかけないほうがいい という相反する考え方がある。 ゲームではチップをやたら並べることで儲かるかもしれないし、一方一枚も並べずに儲ける方法もある。 どちらが正しいのかというと、どちらともいえない。 ...
清水信博2019年2月6日人件費の流動化、変動費化人件費の流動化・変動費化が叫ばれていた頃があったが、この考え方はすぐに破綻した。 働く者にとって人件費は生活の糧であり、それが続いてこそ生活の安定もあり、上昇してこそより豊かな生活を営めることになる。経営者はこの社員の生活の安定と向上に寄与することが何よりも大切なことで...
清水信博2019年2月2日仕事を断る仕事を断ることができないリーダーは最悪の事態を招く。 製造業などで、もうこれ以上入らない、満杯であるといったときに、長年のお客様から急ぎの仕事が入った。 この仕事は受けるべきかどうかと判断を迫られる時がある。 答えは「断ればいい」。 ...
清水信博2019年1月23日起業30歳で起業。MGとコンピュータ販売の会社を設立。若かったせいもあるが、何も知らずにアレもコレもと商品を増やし人も多かった。 当時はバブル崩壊前夜で誰が何をやっても儲かったので、安易な投資をしたのだろう。案の定経営は行き詰まり、あがくように仕事を求めては身体を壊し、点滴...
清水信博2019年1月10日環境整備ができない会社は倒産へと向かうMGでもTOC研修でも、スピードが上がって忙しくなるにつれ「場が乱れてくる」。 不要な資料やカードは散乱し、記帳の文字は汚く、お菓子や飲み物があちこちに。 会社も同じだ。 忙しくなるほど、繁忙期ほど、会社内が汚く、乱れてくる。...
清水信博2019年1月7日カレンダー毎年年末になると、カレンダーを3本いただく。 それも決まった会社のもの。 昔は3本も頂きたいというと嫌な顔をされたものだが、今は3本も貰って頂けると喜ばれる時代になった。 その3本のカレンダーを横に並べて三ヶ月カレンダーとして使う。...
清水信博2018年12月12日シンプル何もしなくても増えるのだから、シンプルであり続けるということは大変なことです。 TOCもシンプルであると成功するし、システムが乱雑であればうまくいきません。 当社の業務フロー図は、16年前に私が作りましたが、3つの箱しかありません。それは今も変わりません。...
清水信博2018年11月30日原価率を守ることに意味はない飲食業界などでは原価率を3割におさえろという。 「半値、八掛け、二割引き」という言葉があるが、半値は50%、その八掛けは40%、さらに二割引きが32%となるから、最後は飲食業界の原価率と似てくる。 結論からいえば、この原価率死守は全く意味がないどころか大嘘である。...
清水信博2018年11月29日高い目標の意味高い目標は誰が考えても、それこそMGでも当たり前のことだと思います。 逆に低い目標と言ったときには、現実社会で受け入れてもらえるかどうかは疑問です。 誰もが当然だと思うことほど、より深く追求して、その理由を知らなければなりません。 ...
清水信博2018年11月13日決算書決算書が読めるということと、 決算書(好成績)を創れるということの間には、 天地の開きがある。 前者は多少の知識があればできるが、 後者は汗水垂らして、現実で苦労してはじめて可能になるものである。 そして、もちろん後者のほうが数万倍優れていることは言うまでもない。
清水信博2018年10月25日貴方の実績は昔こんな話を聞いた。 「ところで、貴方はいったい何件の成功企業を育てたのか?」と。 この話を聞いたときに私も大きな衝撃を受けた。 いろいろな勉強をして、インストラクションもやり、コンサルティングまがいのこともやってはきた。 ...
清水信博2018年10月14日本の読み方、知識の活かし方「付加価値経営計画と人件費管理」今坂朔久著(中央経済社) 例題を解いたり、研修会があったので、かなり時間がかかったが読み終えた。 さて、二回目の登頂を目指すか。 たぶん二回目の読破は三分の一ほどの時間になるでしょう。 ...
清水信博2018年10月2日成果、成果配分、報酬昨日からラッカープラン研修をやっていますが、成果や成果配分というと、どうしても給料や賞与を増やすと考えてしまいがちです。 ですが、報酬は何も増加給だけではありません。 例えば8時間働くのに、6時間で終わったら、給料はそのままで帰ってもかまいません。 ...
清水信博2018年9月30日生産性生産性はより少ない労力と投入物(インプット)でより多くの価値(アウトプット)を産みたいという人間の考えから生まれてきた概念である。リソースとリターンの関係性とも理解される。 生産性=アウトプット/インプット このように、投入(INPUT)したものから、どれだけの成果(OUT...
清水信博2018年9月26日粗利は売上総利益粗利=粗利益であるが、それは付加価値のことである。 そうなると、じつにおかしい事が分かる。 何がおかしい事かというと、企業は利益を追求するだけではないと言う人は、その利益(利益も6種類あるが)、もし粗利という意味であれば、発言が矛盾してくる。 ...