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工程管理Ⅱ

  • 執筆者の写真: 清水信博
    清水信博
  • 2018年4月20日
  • 読了時間: 1分

工程管理で「話し合いによる管理」がうまくいかないのは。 たとえ一瞬うまくいったとしても、その人が居なくなれば崩壊するからだ。 これはその人に頼っている「人頼りの姿勢」と同じこと。 誰がやっても、そこそこうまくいく方法を考えなければ企業の継続と発展は望めない。 「人に求めてはいけない」のであって「仕組みづくり」に求めなければ継続は叶わない。 ところがいくら仕組みを作ろうとも、 長年身体に染み付いた稼働率、効率化、生産性という「ウソ」があるものだから、新しい仕組みも先祖返りをしてしまう。

これがTOC導入企業の多くの悩みである。 そこで決して戻らないためには、考え方そのものを変えなければならない。 つまり「価値観の転換」である。

世にある超優良企業の経営者が一風変わってみえたり、発言に首を傾けるのは、

この価値観が過去から信じられてきたものの「真逆」であることが多い。 価値観の転換。 これこそがTOCの理論の究極であるといっても過言ではない。


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