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  • 清水信博

ハードは変えず、ソフトを変える


ハードは変えず、ソフトを変える

と、西先生に教わりました。

たしかにハードを変えると高額になります。

ソフトは紙でいいので安価ですみます。

今回のラッカープランMGの開発も、ハードは変えず、追加購入も無し。

あくまでもソフト、それも1箇所か2箇所であれば参加者は違和感を感じないだろうということで開発を進めました。

■関係性と整合性をもたせる

TOC研修やTOC会計表、ラッカープランMGを開発する時も、私は常にMGを中心軸に据えています。その中心軸からTOCやラッカープランが手を伸ばしているイメージでの開発になります。

このようにすれば参加者はMG研修で得た知識を、そのまま適用できるので、「MGと、なんか似てるなぁ~」と思うでしょうね。

この似ているという親近感が大事です。

親近感や安心感が、あの結構面倒なTOC理論やラッカープラン理論に取り組んでみるかという心理につながるからです。

■勉強も複利計算

私は学ぶことも「複利計算」でと考えます。

MGはMG,TOCはTOC,ラッカープランはラッカープランと、個別に切り離すことはしません。それが部分最適化。

そのそも、それぞれの相性が良いことは分かっているのですから、専門用語や事例なども「MGを軸」に展開していけば複利計算になります。

■実際性、リスク

また自社内などで展開していく場合を想定して、いま持っているものを使えるようにします。こうすれば手軽にやることができます。

私が、TOC研修でいつも言ってるのは、「まず頭を使って儲ける。儲けた金は有効なところに投資していく。」です。

ですから、そのとおりやっていこうということです。


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