top of page
  • 清水信博

「捨てない教育」高橋信一著 北辰堂


教えない教育が流行っているようですが、新潟県佐渡ヶ島で、荒れて荒んだ高校を版画で蘇らせた偉人がいました。新潟の人間でも知ってる人は少ないようですが。 佐渡は農民まで版画を彫り芸術的な作品を多々残しています。 この本は、なかなか手に入らないかもしれませんが、現代の教育を志す人は是非読んでみるといいです。 教育の現場にいる人は、よく授業の方法や生徒との接し方などで何とかしようと考えますが、私はそれだけが人間形成の方法ではないと思います。 教えない教育も、ただ単に教えないというスタイルやテクニックではなく、やはり底辺というか思想性をもったものが必要だと思います。


最新記事

すべて表示

赤字事業、赤字製品

赤字事業、赤字製品は、それが何であれ「見切りをつける」ことが大事である。 よく見受けるのは、創業者が作ったものとか、この会社の存在意義、理念的なものという背景で、赤字事業や赤字製品を続けていることがある。 この対処には、つぎの三つの方法がある。 まず最初に赤字かどうかの判定は直接原価法でなければならない。間違っても人件費や経費などを上乗せしたコストは使ってはならない。 また事業の採算についても本社

収入・コスト・利益

長年の経営分析によると、収入(PQ)、コスト(VQ+F)、利益(G)の年間の傾向値は、ほぼ比例関係を保っている。 つまり、収入が伸びれば、コストはその9割という具合に伸びてきた。 だから利益(G)はいつも収入の1割程度とされてきた。 よく言われる売上高経常利益率が10%あればというのがこれである。 だが、この比例関係を崩さなければ、企業は大きく飛躍することができない。 収入(PQ)の伸びと

プロジェクトは捨てるに限る

プロジェクトにも賞味期限があります。 あれは生鮮食品みたいなものですから。 いつまでも成果が出ないプロジェクトを延々と続けるのは、人も資金も時間も浪費しているだけです。 中小零細企業などでは数ヶ月やって成果が見えないプロジェクトは「筋が悪い」のだからやめるのがいい。 TOCもそうです。成果が出ない企業はTOC導入をあきらめたほうがいいです。 そもそも合っていないのですから。 たかが

bottom of page