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清水信博

時間に対する考察


私が「時間」と言うと、何時何分と考える人がいますが、時間はもうちょっと広範囲で捉えると思考回路が変わってきます。 一日、一週間、一ヶ月、一年。 これらは全て時間です。 人間の寿命ですら時間です。 いち会計期間、これも時間ですから、マトリックス会計表の24列には「期間費用(固定費)」と書いてあります。 期間とは時間という意味です。 一日あたり と書けば、それは8時間という意味であって、24時間ならばブラック企業です。 8時間とは480分であり、480分とは3840秒ですが、これはウソです。

なぜならば、一日480分フルに働けるわけがありません。 ですから計算上の時間と、現実の時間は違うということも理解しておく必要があります。 現実は480分の8掛けや7掛けの、336~384分の間くらいじゃないでしょうか? 何事も馬鹿正直に考えるだけでなく、考えた上で、「はて?現実はどうなんだろう」と照らし合わせてみていく。 これが時間に対する考え方です。 いわゆる科学的思考と人間的思考の交わったところです。


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