決して首を切らないという方針を貫く会社は倒産へと向かっていく。 もちろんリストラはやらないほうがいいに決まっている。 だが、暴力をふるっても、パワハラやセクハラがあっても、部下が納得する処置をせずに放置している会社(経営者)は、やがて組織は崩壊していく。 なぜならば、末端の社員達はその不平等と理不尽さにヤル気を無くすからだ。 正義を貫くためには、決して不正を許してはならない。 経営者は安易な優しさが命取りになることを知るべきである。 安易な優しさの原因は、経営者自身の「生命力が弱い」からである。 不正を行う者の生命力に負けたら経営者ではない。
- 清水信博