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  • 執筆者の写真清水信博

改善のシグナルを持つ


ダメダメは変えるサイン 何か問題やクレームが起こったときに、1回目は問題対処をしますが、2回目になったら「仕組みを変える」。 ダメダメは変えるサイン。 これが私のルール。 人を変えても、配置転換をすればまた問題は起こる。 だから「仕組みを変えなければ根絶できません」 見えにくい帳票ならば文字を太く大きくする。 すぐ対処するために通知機能付きFAXに変える。 誰もが探せるようファイル形式を変える。 などなど。 これらは、問題が起こったから、二度と同じ問題が起こらないように変えたものです。 でも問題は消えません。 ですから、やはりダメダメとなったら一度変えたものも見直しです。 人に求めず、仕組みに求めるとはこれをいいます。 人を責めず、仕組みに求める。 なぜ人に求めるのか、人を責めるのか。 それは仕組みを変えていないから。 なぜ仕組みを変えるのか。 それは誰でも、そこそこ間違えずできるようになるから。 本人には間違えてはいけないという余計な神経を使わせず、間違えたとしても最小のリスクとなるよう。 ダメダメを放置することは、さらにダメダメを産む。 いつ着手するのか。 改善のタイミングを自分で持っておくのは大事な事です。


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