• 清水信博

リスク(RISK)

リスクと聞くと、危険、損失、怖いというイメージがあるが、経済学でいうリスクは「物事が変化するうえでの不確実性」をいうとある。そして結果を示すものではないとある。   つまりカードを引いたら不安にはなるし、怖いだろうけど、引いてみるまではラッキーカードかアンラッキーカードかは分からないといいうことだ。 ラッキー、アンラッキーという「結果」を示すのではなく、いつもどおりの意思決定カードを引くという行為ではない、変化があるというのがリスクである。   だいたいこういう言葉はラテン語が元になっていて、リスク RISKは、ラテン語の「risicare」からきている。 その意味は「(悪い事象が起こる可能性を覚悟の上で)勇気をもって試みる」ことを意味するとある。   私はリスクは常ならざる事だと思っているが、人ぞれぞれの解釈でいいかもしれない。 いずれにしろ、悪いこと、怖いこと、避けたいこと、損失というマイナスの捉え方だとするのは間違いである。

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集団について

■第一集団「優れた嗅覚」 何でもそうだが、はじめて世の中に出た時に、最も嗅覚の優れたものが飛びつく。 彼らはこれで会計も経営も理解できると大喜びした。 ところが嗅覚が鋭いために、しばらくすると、別のものに飛びついていく。 これが第一集団の特長であって、探すという行為はすぐれているが、理解という点については深く学ぶ前に目移りする傾向がある。 私は先生のご自宅に伺って書斎で懇談をした時のことをよく覚え

生産性の正しい把握

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