清水信博2020年3月17日インターネットインターネットは、ちょうど全国津々浦々にレールを敷いたようなものであって、それだけでは通信革命とはいえない。 新潟県に新幹線が開通しても変化はあまり見られなかったが、高速道路で「物流」が加わった瞬間に地方経済が変わった。人間の移動で経済活性化は起こらない。...
清水信博2020年3月17日業界観察政府の出している統計によると、教育サービス等の産業の社員数平均は11人とある。もちろん学校もあれば社員研修会社も学習塾もある。そんな中で、周囲を見渡しても、私のようなセミナー屋は、1人会社が99%を占めているような気がする。...
清水信博2020年3月17日結論は無いというと驚くかもしれませんが、三人三様、いえ百人百様、桜梅桃李。 結論を示せば、可能性はゼロになる。 私はTOC研修を創った時に、正しい答えなど考えませんでした。 いえ、私が正しい答えを持っているはずなど無いのです。 無知の知...
清水信博2020年3月17日何もないとき年間スケジュールをみると、2020は思ったとおりスカスカになりました。 何十年も前なら心配で心配で、空白を埋めると安心して寝ることができたものです。 この空白を埋めると安心するというのは仕事においても同様で、「やることが何も無い」という状況は不安を生みます。...
清水信博2020年3月17日人件費の流動費化という人権無視昔、人件費の流動費化という事が流行った時がある。 いまも言われているかもしれないが、私は苦しんだことがないアホなボンボンのタワゴトでしかないと思っている。 金持ちの経営者はいいだろう。 だが賃金が低く、生活も苦しい者にとって、人件費を固定費ではなく流動費とするのは、...
清水信博2020年3月17日リスクに備える松下幸之助の名言「設備は七割で回せ」は、様々なリスク対応でもある。 今回のような災害になると、ますますその言葉の重要性を感じる。 企業は放っておくとフル活動を最良だと勘違いをする。 設備はもちろん、人も、サービスですら「極限までコキ使う」という風潮がある。...
清水信博2020年3月17日「蛇口」は三つ持つ私は多角化とは、付加価値額(粗利益もしくはMQ)という水が出る蛇口を増やすことだと考えている。35歳の頃、日本経営合理化協会の牟田学さんが書いた社長業というブ厚い本を読んだ。 そこには見込型か受注型かと書いてあって、受注型一辺倒では危ないから見込型の要素を入れろと書いてあっ...
清水信博2020年3月17日現実と乖離してはいけないゲーム理論によれば、現実をデフォルメ(変形・誇張)することによって、より現実を現すということがある。 だから現実に近づければ近づけるほど、逆に非現実的になることは多い。 このあたりがゲーム理論の面白いところである。 TOC研修もダイスを振る行為やチップを動かすことは現実と似...
清水信博2020年3月17日景気が良くないようです 2020.0307不景気の時こそ経営者は「大丈夫!」と声をかけて皆を安心させなければならない。 から元気ではなく、本心から思うこと。 誰かがではなく、自分が絶対の確信を持つこと。 私はいつもそうしてきた。 わずかな利益が出たときも「まだまだ、増える」と言い続けてきた。 もちろん根拠などない。...
清水信博2020年3月17日粗すぎても、細かすぎてもよく精査せず粗っぽい感覚で物事を判断する人間は、必ず精神的なものへと向かう。神聖なもの、人間というところで落ち着く。 一方、細かすぎる人間は理科系に多い。業務フローを描かせると回路図のようなものを延々と描いて満足するタイプ。これは刻々と変化している現実の一瞬の断面図を描いて...